令和2年元旦




(さい)(ほう)(たん)(しょう)()


「彩鳳」とは、五色の羽毛を持つ一双の鳳凰のことです。

雄を、雌をといいます。

鳳凰は、聖王が世に出ると、これに応じて現れる瑞鳥で、

梧桐(ごどう)()み、竹の実を食べて、(れい)(せん)を飲み、

羽毛は五色で、声は五音にあたり、

鳥類の首長で、飛べば群鳥がこれに従うといわれ、

 

その雄を、雌をという―――と辞書にあります。


「丹霄」とは、朝焼け・夕焼けの赤い空のことですが、

ここでは広く天空を意味します。

 

したがって、この句は、 

 

五色もあざやかな鳳凰一双が、

天下泰平・万民豊楽の聖代を祝って出現し、

雲一つない天空に悠々と舞い遊んでいる

 

という意味であります。


めでたいということで、新年の茶会によく使われます。


令和2年 1月 1日

 

                  日本三大渓谷・伊勢大杉谷 

        いのちの森建立勧進佛行 願主  こくけん もくらい 合掌


自然宗佛國寺:開山 黙雷和尚が、
行脚(徒歩)55年・下座行(路上坐禅)50年から得たものを お伝えしています。


下記FB:自然宗佛國寺から、毎月1日掲載

 

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ありがたく感謝合掌しております  住持職:釈 妙円


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