山河をみるは 仏性をみるなり
宮川の渓流 (自然宗佛國寺「いのちの森」前)
床の間は、日本人だけが生み出した静寂の空間です。
とくに茶道では、床の間が重視され、
茶席では必ず仏語、中でも多くは禅語が掛けられます。
ところが茶掛の言葉はほとんど漢文で、
なんとか読めたとしても、その意味がわからない場合が多いものです。
禅語は、自然の風光を通して、
その奥にある仏性を語っています。
春夏秋冬、月々の禅語を味わいながら
自然のありのままの姿に
不変不動の真理が宿っていることを直観していただければ嬉しく思います。
自然宗佛國寺:開山 黙雷和尚が、
行脚(徒歩)55年・下座行(路上坐禅)50年の修行からお伝えしています。
下記FB:自然宗佛國寺「今月の言葉」から、毎月1日掲載
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