暑中お見舞い申し上げます
暑中お見舞い申し上げます
即辰三伏極炎の時節、お元気でいらっしゃいますか。
お伺い申し上げます。
当方、夏になると
ものもたぬ たもとはかるし 夕すずみ
の古句を思い起して、
知足生活を楽しみ、
日々、心やすらかに暮らしております。
八十路越え 娑婆のかざりも 見栄も捨て
心はかるく 身は健やかなり
神仏のご加護あらんことを。
感謝合掌
令和五年盛夏
涼風に吹かるるが如く
涼風に吹かるるが如く
褒められれば 何か嬉しく
貶されれば 何か腹立たしい
善くいわれたからといって
自分の徳が増えるわけでもなく
悪くいわれたからといって
自分の値打ちが減るわけでもない
時に喜び、時に悲しみ、
時に泣き、時に腹を立てても
いつまでも その事にとらわれず
涼風に吹かるるが如く
無心に対処する心のゆとりがほしい
八十二叟 黙 雷